プロジェクトマネジメントとは?全体的な雰囲気をつかむのには、すごく良かった本

書評

さて、久々に良い本に出合えた。

まぁ、30すぎると技術だけでもやっていけなくもないんですが、そもそもそんな技術力がある訳でもなく(笑)。ちょっとディレクションのような立場にもなる訳で。かといって以外にディレクションの本ってないんですよね~。

そんなんで、見つけたのが「マンガでわかるプロジェクトマネジメント」という本。

なぜ読もうと思ったのか!?

Web業界だと一般的?にWebプロデューサーとかWebディレクターなどの職種があると思いますが、結構職域に関しては不透明な部分もあったりします。

そこでWebディレクターの本を探してみましたが、意外にないんですよね~。 案件が発生してから納品するまでの流れが結構あいまいだったりするのでそこが知りたいと思ったわけです。

例えば、プロジェクトが発生したらまず、どんな作業が発生してどんな資料を作ったらいいのか?そこから制作のスケジュールを出すにはどうしたらいいのか?ということが知りたいと思って探してたところに「マンガでわかるプロジェクトマネジメント」という本を知りました。

本の簡単な紹介

プロジェクトマネジメントとと言えばPMBOKが有名です。
そのPMBOKの基本をマンガでわかりやすく解説しています。

大抵の本は、WBSの書き方やスケジュールの立て方などを文書で書いてあると思いますが、プロジェクトマネジメントとは、どういう事をするのか?その基本手法を、プロジェクトの立ち上げから終了までを、漫画形式でストーリ仕立てにしてあります。
PMBOKが提唱している「5つのプロセス群」と「9つの知識エリア」に沿って、PMBOKの用語や説明もありつつ、プロジェクトマネジメントの流れを説明してあります。

読んでみてのまとめ

まず大前提として、これを読んだからといってプロジェクト・マネージャーやWebディレクターの流れが分かりますが、あくまで知識のみです。

結局のところプロジェクトはプロジェクト毎に違ってくるし、なにが起こるかわかりません(笑)。そのプロジェクトが失敗する確立を少しでも減らすための体系的な知識の最低限の流れが分かる!といった内容です。

しかしながら、プロジェクト・マネジメントってどんな仕事するの?といった疑問や全体の流れの中でまずどんな作業が必要で、どのように洗い出ししたらいいのか?そしてどんな資料が必要か?など流れを漫画で知れるとは非常にいいと思います!!文書だけだと眠くなってしまいますし(笑)
しかも漫画の主人公が読者の気持ちを代弁してくれるかのように「〇〇ってどうしたらいいんですか?」という流れになっているので、そうそう!そういう事が知りたかったんだよ~!って気持ちになりました。

なので、プロジェクト・マネージャーの仕事の流れとPMBOKの知識を知りたという、まだプロジェクトマネージメントをした事がない人が学ぶ入口としては、非常に良い本だと思います。