アイデアは考えるな。 アイデアを考えるのが苦手な方は読むべき!

書評

Web業界にいるとやはりブレストなどえアイデア出しだったりコンテンツの企画出しだったりアイデアを出す場面ってかなりあると思うんですよ。

ただ、アイデアってポンポン出てくる人ってたまに見かけますが、正直そんな人なかなかいません!!自分の周りにいわゆるアイデアマンって人は一人しか見てません。
まぁアイデアを出すにも得意な人もいればそうでもない人もいますが、アイデアを出すにはどうしたらいいのか?そんなきっかけとなる本があるので紹介したいと思います。

なぜ読もうと思ったのか!?

自分はWeb制作会社で制作をしていてよくブレスト会議なのでアイデア出しをしたり事が多々ありまして、あるとき会議などでふと思ったんですよね・・ディレクターはもちろんですが、デザイナーとかアイデアが出るわ出るわ!

どちらかというと制作でこれは実現可能かどうか?やCSSやJSなどの設計に対する発言はあったんですが、アイデア出しについては少し苦手意識がありました。

その時にネットで本を探してたところ「アイデアは考えるな。」という、え?考えないの?というタイトルに惹かれたのはもちろんですが、なんといっても「Share JavaScript, HTML5 and CSS: jsdo.it」など面白いサービスを生み出しているあの面白法人カヤックの柳澤 大輔さんが書いているとなれば読むしかないと思いました。 笑

本の簡単な紹介

もし、あなたが企画を作ってこいと言われたら・・・おそらく、みんなが唸るような企画を作らないといけないと焦ってしまうはずです。いろんなネットを検索したりサイトを見たり・・で結局まとまらず1個も出てこない。

この本では、すごい企画を1個出すよりすごくない企画を100個出せ!と言いきってます。すごくないアイデアをたくさん出そうと教えてくれます。

読み終わった頃には、アイデアを出すのってそんな難しい事ではないと気づかせてくれる一冊です。

関連する本や資料など

アイデアの作り方

こちらは、有名なジェームス W.ヤング氏の本である。

非常に読みやすいコンパクトなアイデアづくりの参考書である。

新しいアイデアを生み出すプロセスを5段階に分けて説明しています。もちろんこれでアイデアマンになる訳ではなく、アイデアをどのように手に入れたら良いか?という問いに対しての道しるべ的な本だと思っています。

アイデアのつくり方

まとめ

この本は、アイデアを出すことが苦手と感じる方には、とても良い本だと思う。

自分がこの本を読んで思ったことは、考え抜いて出したアイデアが必ずしも良いアイデアであるとは限らない。
だったら、この本に書かれてるように「アイデアは、質より量。その量をいかに多く出すか?」という意識で、くだらないことでもとりあえず口に出すようになった。そこでリズムに乗れるとアイデアを出すのが楽しくなっていくような感覚になる。

また、数を出すことでバラバラのアイデアから新しい閃きが生まれてきそうなところも楽しく感じるようになりアイデアを出すという事に対しての敷居が下がったように感じる。

以前のように苦手意識は無く今では今日は10個は出す!という意気込みでやっている。(笑)