最近、goolge アナリティクスを見る機会が増えたのですが会社からこういう要望がありました。
「あるページに訪問したユーザーがまたサイトに訪れてきてくれているかどうか分かる?」という内容でした。これは、例えばキャンペーンページを行った時に初めて訪れてきたユーザーがそのページをきっかけにその後、サイトに来てくれているかどうかを知りたいということです。
これによりそのページが有効かどうかの判断になるんじゃないかという事が目的のようです。
じゃあ、それはどうやって見れるの?ってことなんですが、google アナリティクスのアドバンスセグメントを利用すればできそうです。
新しくなったアドバンスセグメント
アドバンスセグメントは、見たいデータを絞りむことができる機能ですが、今年になって機能がパワーアップされました。
これまでは、訪問(セッション)単位だったのがユーザー単位でデータの抽出が可能なようで、たとえば、〇〇したユーザーのデータを抽出といったことも可能になりました。
これを話すと長くなるので、下記のサイトを参考に設定の仕方など見ていただいたほうが早いです。
Googleアナリティクスに新たに追加された5つのセグメント機能と使い方
ユーザー単位のセグメントやコホート分析が可能に!Google アナリティクスの強化された「アドバンスセグメント」の紹介と4つのオススメ設定 – リアルアクセス解析
アドバンスセグメントの設定
まずは下記の画像を見てください。 アドバンスセグメントの設定画面ですが、赤い枠の部分を説明していこうかと思います。
まず、左の項目の「条件」を選択すると「1回の訪問か複数回の訪問かの条件によってユーザーやその訪問データをセグメント化します」と出てきます。今回は特定のページに初めて訪問したユーザーが再度サイトを訪れてくれているかのデータが知りたいので下記のように設定しました。
フィルターの設定
フィルターの設定から「ユーザー」か「訪問」が選べるので、もちろんユーザーを選択します。あとはデフォルトで「含める」が選択されてるはずです。
特定のページを設定する
ページなる部分はブルダウンから「行動→ページ」を選択していただき、今回は「完全一致」を選択します。その右側の空欄には特定のページのURLを記入します。*画像はこのブログのある記事のURLが入っています。
この設定で、特定のページに訪れたユーザーが再訪しているかどうかのデータを抽出することは可能になります。
ただ、今回はさらに初めて訪れたユーザーが知りたいのでさらに条件を追加します。
初めて訪れたユーザーを設定する
条件の選択する項目の右側に「OR」とか「AND」というボタンがあると思います。そこで「AND」をクリックするとさらに条件が設定できます。
ユーザーの種類はプルダウンから「ユーザー→ユーザーの種類」で選択していただき、「含む」を選択します。その右側の空欄にカーソルを合わせると「New Visitor」か「Returning Visitor」が自動的に出てくると思いますので「New Visitor」を選択。
これで、特定のページに初めて訪問したユーザーという条件でデータを抽出することができると思います。
新機能についてはまだまだ分からないことだらけですので、間違いであればご指摘いただければと思います。また今回の記事に関しては、Google プロダクトフォーラムで自分で質問して、ご回答いただいた内容を自分でまとめた内容です。
コメントを投稿するにはログインしてください。