ここ最近のEC市場についてちょっと調べてみた

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仕事でECサイト市場をちょっと調べてみたのでせっかくなのでメモっておく。

今後のEC市場のついて

今後、EC市場はさらに拡大していき、2020年にはネット通販市場は小売りの20%、60兆円にまで拡大する予測がでています。

そして、ちょっと調べていくうちにそういえばここ最近LINE MALLをはじめとしてフリマアプリと呼ばれるCtoC市場が活発になってきているなぁと実感してきています。

CtoCのプラットフォーム

以前から、その存在はしっていましたが、やはり「store.jp」と「base」のECプラットフォームは3分程度で個人のECサイトを作れてしまうほどの手軽さなので、個人や小さい企業など
お金をかけたくない企業にとってはうれしいことこの上ないでしょう。その上カード決済なども支払い機能も付いていますので願ったり叶ったりです。

ここ最近は「store.jp」も「base」も新しい機能を搭載し始めてさらに便利になってくる予感です。*下記参照

CtoC スマホアプリ

ここ最近は、スマホが勢いをましているのでフリマアプリをよく目にすることが多くなってきています。
やはり個人でものを売る際に向いていますし、オークションサイトと比較すると、値段が買い手との直接交渉で決まること、決済代行サービスが充実していること、スマホからでもカンタンにできることという点でアプリが便利なんでしょう。

ラクマ

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ラクマ

最近、サービスをローンチしたばかりの楽天のフリマアプリ。個人的にはUIなどはLINE MALLとそっくりじゃん!って思いましたが(笑)

決済に関しては、楽天が代金を一時預かり、商品が購入者の手元に届いてから支払うエスクローを導入。ユーザーの安心感を高める。
楽天オークションの運営を経験しているスタッフによるパトロールも実施し、安全な環境を用意するとしている。

メルカリ

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メルカリ

最近、サービスをローンチしたばかりの楽天のフリマアプリ。個人的にはUIなどはLINE MALLとそっくりじゃん!って思いましたが(笑)

決済はクレジットカードはもちろん、コンビニATM払いにも対応していて非常に便利。ユーザー同士の直接支払いではなく一度お金が事務局に支払われ、売り手・買い手が評価しないとお金が振り込まれないというシステムのようです。

LINE MALL

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LINE MALL

もう誰もが知っているLINE(笑)。グループで支払いできるなど、今後期待したいです。ただ最近LINE乗っ取り事件が相次いだので、そこら辺がすこし心配なんですけどね~。

支払いに関しては、クレジットカード払い、コンビニ支払い、Pay-easy決済など様々あるようで、購入者は中身を確認して受取完了を通知します。受取完了が通知されると、販売者は売上金が受け取れます。
受取完了を通知しないと出品者が販売代金を受け取れないので、忘れずに通知しないと悲しい目にあるようです。

WEAR

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WEAR

おなじみZOZOTOWNを運営しているスタートトゥデイの新しいサービス。もともとはユーザーのコーディネートをアップしてコメントなどユーザー同士のやりとりの他に、バーコードで実店舗の商品をスキャンすることが可能だったが店舗のショールーミング化が懸念され?その機能は停止になった。

ユーザーが着用しているアイテムがZOZOTOWN内やブランドのオンラインサイトで取り扱っているようであれば連携して紹介することができる。
WEARから直接買うというよりは、ZOZOTOWNやそのブランドの公式オンラインサイトなどがあればそちらの商品ページへリンクするため、そのリンク先のサイトに依存する。

チケットキャンプ

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チケットキャンプ

チケットの「譲ります」「譲って下さい」をつなぐユーザー同士のチケット売買サイト。チケット代金は運営預かりだから安心!リクエスト機能で欲しかったチケットもきっと見つかる。人気公演のチケット流通はチケットキャンプにお任せ!というのが謳い文句らしいです。

個人的には、使ったことはないのですが、人気のチケットなどはすぐに売切れてしまうため、行けなくなった人や行きたい人の需要があるのであればいいサイトだなぁという印象。

お支払いは便利なクレジットカード、コンビニ払い、ネット銀行が利用可能。24時間365日いつでもお支払い可能ですし、チケットが届くまでお支払い頂いたチケット代金は事務局で預かってくれるので安心ですし、チケットが届かなかった場合は全額負担してくれるらしいです。これはユーザーにとっては安心な要素のひとつですね。

CtoCサービスをBtoC企業がどう取り込むのか

アプリ単体のサービスはおいておいて、そもそもECサイトはBtoC企業が多いと思うんですが、CtoCをどう既存のビジネスとつなげていくかの事例。

ZOZOMARKET

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「個人・法人を問わず“開かれた場”を提供するというマーケットサイト「ZOZOMARKET」をオープンした。」ということで、ユーザー間どうしでの売買の場を提供しそのサービス利用料として販売額の10%を利益とするようです。

フリマアプリ「Dealing(ディーリング)」

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クルーズ株式会社は、フリマアプリ「Dealing(ディーリング)」の提供を開始。ユーザー間の売買が可能。

クルーズといえば通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営しているだけ、ファッション関連かと思ってましたが、このDealingは、ファッションアイテム、電化製品、日用品、小物、雑貨、本、ゲームなど様々なジャンルを取り扱うらしい。

いろいろ調べてみて思ったこと

これまでECサイトというと個人ではなかなか手に出しずらい領域でしたが、今ではECサイト自体、数分で出来てしまう世の中。まぁ自分の作品を販売していきたい!と思っていた人にとってはいい流れなんだろーなと。

フリマアプリに関してもこれまではyahooオークションというイメージが強かったが、スマホの利用率にともなってフリマアプリも出てきたことによってだいぶ敷居が下がった時代になったと実感。ただLINEの乗っ取り事件が相次いだようにクレジットカードの情報などを登録するのは、まだ抵抗があるという印象でした。