えーやっとアクセスが回復してきました。嬉しい限りなんですが、もうねアクセスがガタ落ちした時はそりゃもうね・・・モチベーションもダダ下がりな分けですよ。(笑)
で、自分なりにいろいろ調べてみて作業した事を記事にしておこうと思った訳です。ただ天下のGoogleさんなので、これをやれば必ずアクセスが戻る訳でありません!!そりゃ分かったらみんな苦労しないです(笑)
目次
突然のアクセスの激減
それは、来る4月15日!前日にはブログを運営してから最高のページビューを出したので喜んでいました。しかし悪夢は突然とやってきたのです。まず下記の画像を見てください。
基本的にこのブログはWEBの技術ブログをメインとしていたので、土日は必然的にアクセスが落ちます。恐らく実際に作業しながら検索して調べているクリエーターの方が多いからでしょう。しかし赤い丸の部分を見てください。
前日はこの月で一番多いアクセスですが4月15日に急激にアクセスが落ちてそのまま低いアクセスのまま4月が終わってます。ちなみに4月15日は水曜日でした。
原因はGoogleの自動ペナルティ!?
アクセスが激減してから、数日たっても回復しなかったのでGoogleからなんかしらのペナルティを受けた可能性があると感じたので、Search Console(旧ウェブマスターツール)で確認しましたがGoogleからのメッセージは届いていませんでした。
上記のことからGoogleの自動ペナルティを受けたのでは!?と思いましたが、Googleの自動ペナルティは特に通知がないのでどこがどう違反しているのか分からないのがネックですね。
そもそも自動ペナルティってなに?
Googleの自動ペナルティっていうのはアルゴリズによって自動的に行われるものでパンダアップデートとかペンギンアップデートがそれにあたります。
しかも自動ということだけあって、Googleの自動ペナルティを確実に受けたという通知も無ければ、確認方法がありません。
なので、自分も含めてアクセスが激減したのに通知が無いから自動ペナルティを食らったかも!?と疑う訳です。
自動ペナルティの解除方法は!?
仮に自動ペナルティだとしてもその解除方法はありません。
Googleの規約に違反したコンテンツがあるか!?など自分で調査・修正など加えて自動ペナルティが解除されるのを待つしかありません。もちろんそれも何時ごろなのか分かりません。
ちなみに自分はこのブログを立ち上げた時になにか違反したらしくて、Googleのアカウントを一度停止させられています。2年後に再度アカウント停止の解除の申し立てをしたところ復活しましたが、その時もなにが原因だったか分かりませんでした。(笑)
なぜ自動ペナルティを食らったのか!?
確証は無いがとりあえずアクセスが激減したのはほんとなので、自動ペナルティだと思っていますがなぜ食らったのか分かりませんがよく言われているのは下記のような内容です。
- 狙ったキーワードの詰め込みすぎ
- 記事の内容の質が低すぎ
- 記事の内容のパクりすぎ
- タイトルと内容が違いすぎ
外部要因としては、外部リンクがありあますが下記のような事も考えられます。
- サイトのコンテンツと無関係なリンク
- ドメインの質が低いサイトからのリンク
- 関連性の低いURLへのリンクが羅列されているページからのリンク
- 言語が異なっているサイトからの不自然な量のリンク
などなどです。恐らくこのどれかにあたると思いますが。
自動ペナルティに対して調べてみたこと
では、実際にアクセスが回復してきたのですが。どのようなことをしてきたのか書いていこうと思います。ただしなんども言うようにあくまでこれが正解か分かりません。
外部リンクで質の低いリンクを調べる
もしかしたら変な所から自分のブログにリンク張られている可能性があるので、Search Consoleで調べてみました。
いくつか怪しいなぁというのがあったんですが、上の画像のhatebuはもちろん知っていますが、赤い枠にある「icq.com」ってどんなドメイン!?とちょっと気になりました。しかもリンクされているページ数も割りと多いほうだったので。
なので、aguse.jp: ウェブ調査という調査したいサイトやドメインなどの情報を表示するサービスがあります。
このサイトではURLを入力すればサーバーの証明書やマルウェアの検出、ドメイン情報に指定したURLが悪意のあるサイトがどうかやスパムかどうかのブラックリスト判定結果やサーバーの位置情報まで分かります。
でネットで調べた結果、もともとはイスラエルのMirabilis社が開発したインスタントメッセンジャーだったらしいですが今ではロシアのDigital Sky TechnologiesにICQを売却したようですがあまりよくない記事を発見しました。
リンク先を見ると海外?の記事なのか翻訳がおかしいせいか文章が多少変ですが「search.icq.comは卑劣なブラウザハイジャッカーです。」とまで言っています。ますます怪しく感じたのでこのドメインからリンクされているページを調べました。
リンクされているページを調べる
怪しいリンク元からリンクされているページをひとつひとつ調べてみようと思い、下記のようにicq.comからリンクを受けているページのリストをダウンロードして調べました。
実際にGoogleで検索して調べた結果
今度は実際にリンクを受けているページをGoogleで検索しました。ただ検索した時に下記のパターンで試してみました。
- 記事のタイトルをそのまま検索してみる事
- “”(ダブルコーテーション)で括って記事のタイトルで検索してみる事
- “”(ダブルコーテーション)で括って記事の書き出し部分を完全一致で検索してみる事
で実際、試してみたところ自分のブログの記事ではなく、icq.comの方が検索結果の上位に表示されていました。
また一部ですがプログラムに関する記事を書く場合にプログラムを実験する時にカヤックの「js-do-it!」というサービスを使っていて、そのサービス内でプログラムのタイトルとブログの記事のタイトルを同じにしていたので、Googleでタイトルを検索した時に「js-do-it!」のほうが上位に表示されていまいした。まぁカヤックさんが作ったサービスですからそりゃそっちのほうが有名です。
つまり、自分はそのつもりはなくてもGoogle様からは上位表示れた方をオリジナルと判断して自分のブログの記事はパクリと判断された可能性があります。
すでに、icq.comからのリンクの対処をしてしまったので、証拠がないのですがjsdoitの方がまだ見つかったのですが下の画像のように元ブログより上位に表示される。
別のブログも参考させていただきましたが、Twitterやはてなブックマークを押されるバズった場合など、元ブログより先にGoogleにインデックスされるとこのような状態になることがあるみたいです。
実際に行った対策とは!?
実際にアクセスが回復するまでに行った対策を書いてみます。
しばらくブログを放置する
意外かも知れませんが、まずはブログをしばらく放置しました。理由としては、Googleは常にアップデートを繰り返しています。その都度アルゴリズムの変更があるので仮に自動ペナルティを食らったとして解除を待つ待つしかないという事とネットで色々調べてみると同じように急にアクセスが激減しても3ヶ月後あたりにアクセスが戻ってきたという話もあったので、それに期待しまいした。
結果しては、7月に入ってもアクセスが戻る気配はありませんでした。
リンク元のサイトにページの削除申請をする
リンク元のサイトに管理人などがいてお問い合わせできるようであれば「自分のブログの記事が大元なので削除していただけますか?」などなど削除申請をしてみましょう。
常識的な人なら対応してくれるでしょう。
ただ今回は、不運にもicq.comというロシアだと思われます。言語が違うしそもそもポータルサイトとかブログでもなく検索エンジンのようなちょっと怪しいサイトだったので申請のしようがありませんでした。
リンクの否認ツールを使う
結果から言いますと、今回はConsoleToolからリンクの否認を行いました。理由としては、削除申請ができなかったですしそもそも自分のブログと全く関連性のないリンク元でしたので。
リンクの否認ツールとは?
自分のブログにリンクを張っているリンク元がスパムの疑いがあったり、低品質だったりした場合にGoogleにリンクの無効化を申請できるツールです。ただやたらめったら使うものではないとGoogleでも忠告しています。少し古い記事ですが、下記のブログがリンクの否認ツールの使い方を説明しています。
該当するページをnoindex化する
ちょっと残念ですが、その該当ページ自体をnoindex化することで検索にひっかかないようにします。そうすれば仮にパクリ記事と判断されたいる記事だとしたらひっかからないので大丈夫かと思います。
該当記事を変更する
恐らく今回の作業で一番時間がかかりました。記事のタイトルや書き出し部分を””(ダブルコーテーション)で検索して自分より上位表示されていた場合はその記事の書き出し部分やタイトルを思い切って書き換えました。
特に今回はかなりの確立でブログの記事で書き出し部分がicq.comで上位表示されていたので、書き直しに苦労しました。
またオンラインサービスの「js-do-it!」が上位に検索された場合は、自分が書いたプログラムのタイトルを変更しました。
修正した結果
結果としては、アクセスが戻ってきました!!いや~まだ完全ではないにしろ戻ってきたことは嬉しいです。
今後、ブログを運営していく注意点として
今回、アクセスが激減したのがブログの記事をパクリと判断されたのか結果的にはわかりません。もそかしたらただ外部のリンクが怪しくて自動ペナルティを食らったかもしれません。
今後はそうならない為にも、記事を書いたらGoogleに「新しい記事を書いたのでインデックス登録をしてください」と通知してあげることです。そうすればすぐにインデックスしてくれるのでオリジナルの記事としての扱われると思います。で、そのインデックスを送信するにはGoogleの新しい機能としてFetch as Googleがあります。下記にその流れを書きます。
Fetch as Googleの画面へアクセスする
GoogleのSearch Console(旧WEBマスターツール)にアクセスしましたら、サイドメニューから「クロール→Fetch as Google」をクリックすると下記の画面になります。
URLを指定して取得ボタンをクリックする
新しい記事を書いたURLをインデックスに送信したい場合は、そのURLを入力して、「取得」もしくは「取得してレンダリング」ボタンをクリックする。
ただサイト全体を再度インデックスしたい場合はURLは記入しなくてもよい。
「取得」と「取得してレンダリング」の違いは、「取得」は指定したURLの情報を取得するもので、「取得してレンダリング」はGoogleのクローラーが情報を取得する際にサイトの見え方を確認するもので左のプルダウンからPCやスマートフォンでの見え方が確認できる。ただ通常ブログを更新してインデックスに送信するなら「取得」ボタンで良いかと。
インデックスに送信する
取得ボタンをクリックすると情報を取得してくるので、成功すると下記の画像ように取得した情報が追加されますので、インデックス送信ボタンをクリックします。
すると下記のようにインデックスに送信する方法を選ぶ画面が表示されます。
送信方法は2つのタイプがあります。新しい記事のみをクロールして欲しい場合は「このURLのみをクロールする」で良いと思います。
このURLのみをクロールする | 指定した1つのURLだけ再クロールする場合に使う。この方法だと1か月に送信できるURLは500件まで 。 |
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このURLと直接リンクをクロールする | 指定したURLとそのURLページ上に掲載される全てのリンクを対象とする場合に使用する。この方法での送信件数は1か月に10件まで。 |
成功しますとステータスが完了と表示されます。仮に一部分で画像が取得できなかったりスクリプトが取得できない場合は「一部」とステータス表示されるので、再度インデックス送信してみるかインデックス送信したページのURLをクリックすると詳細がみれるので、「Googlebot はこのページの一部のリソースを取得できませんでした。取得できなかったリソースは次のとおりです: 」という項目を確認してみてください。
詳しくは、下記のブログを参考にしてください。
以上で、インデックスの送信は終わりましたが、送信すれば必ずGoogleにインデックスされるというわけではない点に注意してください。
理由としては、そもそもコンテンツ自体が低品質だったりするとインデックスしてくれませんし、そもそもFetch as Googleはクローラーに通知する為の機能であって、Googleにインデックス登録する機能ではありません。
まとめ
今回はものすごい記事が長くなりましたが、アクセスが急に激減することは誰にでもある事なので、とりあえず記事を書いたらFetch as Googleを使って再クロールの依頼する事を忘れないようにしましょう。
ほんとアクセスが下がってからではアドセンスの収入が下がったりと散々です。(笑)
もしアクセスが急に下がってしまった場合は、GoogleアナリティクスとSearch Console(旧WEBマスターツール)を確認してみて、自動ペナルティかも?と思ったら実践してみてください。
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