ここ最近はスマホが主流になってきているのでレスポンシブなWEBサイトを作ることも多いと思います。
そんな時に画像のサイズって悩んだりしません?
例えばトップページだとメインの画像がファーストビューにあってスマホで見ると画像がはみ出しちゃってるとか・・そんな、悩みをCSSでウィンドウに合わせて自動的にリサイズさせれば簡単にスマホに対応できるよね♪っていうのが今回の目的です。まずは下記にサンプルを作りました。
目次
画像のサイズがスマホにあっていない例として
スマホ用に最適化されていないとレイアウトがおかしいことになってしまう例として
- スマホで見ると画像が大きすぎてはみ出しちゃってる
他にも色々ありますが、画像のサイズが最適化されていないと、レイアウトが崩れてユーザーにも非常に見にくいサイトになってしまいますよね。
では、これをCSSで解決してきます。
ウィンドウサイズに合わせて画像サイズを自動で伸縮させる
ではスマホはもちろんウィンドウサイズに合わせて画像を縦横比を維持したまま伸縮させたいと思います。
CSSでimgタグにmax-widthを設定する
全部もしくは該当するimgタグに「max-width: 100%」を設定する事で、画面幅に合わせて自動で幅を調節させる事が可能であり、「height:auto;」を指定する事で画像の拡大・縮小に合わせて、縦横比を保持できます。たったこれだけです!
img {
max-width: 100%;
height: atuo;
}
普通のwidthだとダメなの?
画像にCSSで「max-width」を設定する事で対応しましたが、「width:100%」にすると拡大・縮小にも対応してくれます。
ただ常に100%表示されてしまうので、仮に元の画像が800pxだとしてもウィンドウの幅が1200pxだとしたらそれに合わせて画像も100%で表示されるので800px以上になってしまい元の画像サイズを超えてしまい画像が伸びてしまうので注意が必要です。
max-widthが効かない場合の対処方とは
IEもしくはFirefoxでCSSの「max-width」が効かない事があるそうです。その原因と対処法です。
max-widthが効かない原因とは?
IEとFirefoxで効かない原因は、親要素のCSSで「display:table」となっていて子要素が「display:table-cell」になっている場合はmax-widthが効かないようです。
html
CSS
.box{
display:table;
}
.img_box{
display:table-cell;
}
img {
max-width: 100%;
height: atuo;
}
対処法はCSSをひとつ追加するだけ
max-widthが効かない時の対処法は、「display:table」を指定している要素に対して「table-layout: fixed」を指定するだけです。
.box{
display:table;
table-layout: fixed;
}
これで、問題なくmax-widthが効くので画像がウィンドウに合わせて伸縮するようになります。